春の大型連休2018、花と緑が彩る横浜でアートと水辺を楽しむ!

Posted : 2018.04.28
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いよいよ今日からはじまる春の大型連休!横浜に滞在する予定があるけど何しようか迷っている方も、お出かけの予定がまだの方も安心、東京からも湘南からも電車で30分も乗れば、そこは港町・横浜。この時期は、花と緑に彩られた水辺を気持ちよく散歩しながら、横浜ならではのアートやアウトドア・アクティビティを体験できます。都会とは思えない広く青い空のもとで、子どもから大人までみんなが楽しめる横浜へ、お出かけしませんか?

下町風情あふれる運河沿いに泊まれて遊べる施設がオープン。

出発点は、京急・日ノ出町駅。みなとみらいや横浜駅周辺とは異なる顔を見せる、いつもと違う「横浜」からスタートしてはいかが?今話題の下町“野毛”にも近い、このエリア。11年前よりアートによるまちづくりが進んでいます。

そこへ4月28日(土)にオープンするのが、「Tinys Yokohama Hinodecho」。タイニーハウス(小さな家)を活用したホステル+カフェ&イベントスペース+水上アクティビティ拠点です。小さな暮らしを短くも豊かな時間と共に、この場所ならではのライフスタイルを楽しむ場所です。水辺に面するホステルの目の前の桟橋で乗れるスタンドアップパドル(SUP)は、地元で活動するグループの体験教室があります。連休中の夜には、映画上映会も。ビール片手に河辺で味わう時間は格別です。
詳しくはこちら http://tinys.life/yokohama/

 

観る、読む、買う、つくる、様々なアートの体験ができる黄金町エリア

「Tinys Yokohama Hinodecho」と並ぶ、日ノ出町~黄金町エリアのアート・プログラムは必見。連休中もマニア垂涎の古本屋さんから、作品が買えるギャラリー、滞在制作している作家の展示に、子ども向けの創作の場まで、様々なアート体験ができます。
詳しくはこちら。https://www.koganecho.net/contents/event-exhibition/event-exhibition-2357.html


いま話題の“野毛”と“落語”。その両方を楽しめる横浜にぎわい座

日ノ出町エリアから川沿いを進むと野毛エリアへ。今横浜で最もアツイと言われる、昭和な雰囲気からお洒落カフェまで飲み屋が連なる街です。そこで月の半分1日~15日まで寄席が楽しめるのが「横浜にぎわい座」。5月1日(火)~6日(日)は、「横浜にぎわい寄席」が14時から(5日のみ18時も)楽しめます。終わった後には是非“野毛”の街へ。
詳しくはこちら。http://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/date/2018/05


晴れでも雨でも楽しめる“みなとみらい”で美に浸る

雨でも安心して楽しめるのが、美術館などのアートスペースです。現在、横浜美術館では、「ヌード NUDE —英国テート・コレクションより」を開催。日本初公開となるロダンの大理石彫刻《接吻》をはじめ、近現代美術の殿堂・英国テートが所蔵するターナーやマティス、ピカソやホックニーらの「ヌード」をテーマにした作品と、その歴史が紹介されています。写真にありますロダン彫刻で”最もエロティック”な大理石像と言われる《接吻》は、何と撮影も可能。美の神髄をじっくりとお楽しみください。
詳しくはこちら https://artexhibition.jp/nude2018/


今年の春にオープンしたばかりの「柳原良平アートミュージアム」(横浜みなと博物館内)では、見れば一目でわかる、あの“おじさん”に出会えます。日本中からファンが集まる同ギャラリーは、柳原良平の代表作ともいえるアンクルトリスのイラストレーション・デザイン、その後の幅広いグラフィックデザイン、アニメーション、絵本、装丁、漫画、そして油彩画やリトグラフなどの創作活動を紹介する、日本で唯一の柳原良平の常設展示施設です。重要文化財の帆船・日本丸と共にどうぞ。
詳しくはこちら。http://www.nippon-maru.or.jp/port-museum/y-museum/

「アンクルトリスと柳原良平」(1970年代)提供:横浜みなと博物館

 


水辺のアートスペースで、未知なる世界に出会う

日本丸から橋を渡り馬車道方面へ向うと、元銀行の瀟洒な建物を改装したYCCヨコハマ創造都市センターがあります。ここで4月27日(金)から開催されるのは、「YCC Temporary 北澤潤 “ネイバーズ・ランド”」です。彼は、米経済誌フォーブスの「30 Under 30 Asia 2016」アート部門にも選出される俊英。今作は、横浜在住の外国人の方とつくる世界に存在しない未知の国を体験する場となっているようで、果たしてどんな空間、どんな体験ができるのか、これは行ってみるほかにありません。
詳しくはこちら。http://yokohamacc.org/yct/junkitazawa/


YCCから海岸通りを抜けると見えてくる象の鼻テラス。ここでは、4月28日(土)~30日(祝・月)の夜に辻本知彦・島地保武 新ユニット「からだ」による新作公演『あし』が行われます。美術は、領域を越えて活動する彫刻家・金氏徹平によるもの。ダンサー2人が、ユニークでユーモアあふれる身体と言葉を紡ぎ、
そのときその場所でしか語れないパフォーマンスを繰り広げます。
詳しくはこちら http://www.zounohana.com/schedule/detail.php?article_id=859


港が見える丘で洋館とガーデン、そして文学を

現在、開催中のガーデンネックレス横浜2018。山下公園などを中心に花と緑が横浜を彩っています。元町から小さな丘を登ると港を一望できる「港が見える丘公園」はバラの名所。5月上旬では、バラの開花は少し早いかもしれませんが、洋館と共に美しいガーデンを見られます。その際は隣の文学館へお立ち寄りを。横浜ゆかりの作家「大佛次郎」の業績と生涯を様々な資料で紹介する大佛次郎記念館は、今年で40周年を迎えます。それを記念して5月1日(火)~3日(木)は入館料が無料となります。是非、この機会をお見逃しなく。
詳しくはこちら http://osaragi.yafjp.org/

 

海風そよぐ夜空の下でロマンチックなひとときを

水辺アート散歩、最後を飾るのはこちら。5/2(水)~5/6(日)、5日間限定の野外シアター「SEASIDE CINEMA」がMARINE&WALK YOKOHAM・横浜赤レンガ倉庫で同時開催されます。みなとみらいの夜空の下、2つのシアターで名作映画10作品を上映。光輝く夜景と、気持ちの良い夜風に揺られながら、心躍る時間を過ごしてみては。
詳しくはこちら。http://www.marineandwalk.jp/

春の大型連休2018、花が彩る横浜でアートと水辺を楽しむ企画はいかがでしょうか?普段「横浜」と言われる街ですが、実は「日ノ出町・黄金町」「野毛」「みなとみらい」「馬車道」「海岸通り」「元町」など、いくつもの魅力的な街が連なってできています。是非、この機会に個性豊かな街並み、アートや人との出会いをお楽しみください!

*各施設の営業時間、チケット販売の有無など情報の詳細は、記事中のリンクからご確認お願いします。