青田真也のオープンスタジオ&ワークショップ開催中

Posted : 2013.12.13
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青田真也さんは、この冬、「日常/オフレコ」展@神奈川芸術劇場、『MOTアニュアル』@東京都現代美術館などのグループ展や、あざみ野市民ギャラリーのショーケースギャラリーへの参加と、引っ張りだこのアーティストだ。そんな青田さんが滞在制作を行っている、横浜・黄金町のオープンスタジオ&ワークショップをご紹介!

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青田さんは、身近な既製品や大量生産品の表面をヤスリで削った作品をつくる作家だ。見慣れたモノの“表層”を取り去ることで、その実質や情報などの価値を問い直すことを意図している。素材にするのは、洗剤のパッケージや、雑誌などの身近な日用品から、グランドピアノのような巨大なものまで、実にさまざま。どのような素材を削るかは、発表する展覧会のテーマや、会場の文脈に応じて選んでいるという。

そんな青田さんのワークショップでは、とにかく“削る”を体験できる! 11月末から12月末までの毎週末、スタジオを開いている青田さんにお話を伺った。

C—¹Œ©ŠJ‚«「例えば絵を描くことは誰もができるわけではないけど、ヤスリで削ることは誰にでもできる。削る行為は“手の感触”でコントロールすることができるから面白いんです。」

青田さんの作品のフォルムには独特なやわらかさがあって、そのひとつひとつに愛嬌がある。このお話を聞いた時のワークショップでは、洗濯洗剤のパッケージを削っていた。そこに張り付いていたパッケージのラベルや、表面の凹凸が削られているのを見ると、日常生活の中で“表層的な情報”に、自分がいかに影響を受けているか気付かされる。見る人の直感に訴えるような作品だ。

ワークショップの参加者のかたは、ヤスリで削る作業について「地味だけど大変な作業」と語ってくれた。“作品”が出来上がるまでには、アーティストやその協力者たちによる、膨大な作業と思索の積み重ねがある。今回のオープンスタジオ&ワークショップは、その制作過程に触れられるぜいたくな機会なのだ。

いま注目の若手アーティストのスタジオを訪ね、制作のプロセスを体験してみよう!
 

【基本情報】
青田真也 『オープンスタジオ&ワークショップ in ヨコハマ』 参加者募集中!

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開催日時:11月22日(金)からの毎週金・土・日曜日(12月末までを予定。)
11:00 -19:00(時間内ならいつでも参加OK!)
※オープン時間中いつでも誰でも自由に参加できます!
会場:高架下スタジオSite-B
〒231-0054 横浜市中区黄金町1-4番地先
詳細はwebサイトから:http://ycc.yafjp.org/news/2013/5237.html 

 お問い合わせ先:
『青田真也 オープンスタジオ&ワークショップinヨコハマ』プロジェクト実行委員会
Tel:090-8482-3845
メール:aota.yokohama2013@gmail.com
Facebookページ:www.facebook.com/aota.yokohama2013(随時情報をUPしています!) 

青田真也プロフィール:
1982年大阪府生まれ。身近な既製品や大量生産品の表面をヤスリですり落とし、見慣れた表層を奪い去ることで、それらの実質や情報などの価値を問い直す作品を制作。近年は「モノ」にとどまらず、「空間」に対しても同様のアプローチを行っている。主な展示に、2010年『あいちトリエンナーレ2010』(長者町地区/愛知)、『個展』(青山|目黒/東京)、『ポジション2012』(名古屋市美術館/愛知)など。2014年2月には東京都現代美術館『MOTアニュアル2014』に参加予定。 

主催:『青田真也 オープンスタジオ&ワークショップinヨコハマ』プロジェクト実行委員会
助成:アーツコミッション・ヨコハマ
協力:神奈川県民ホール、黄金町エリアマネジメントセンター、株式会社橋本ピアノ、青山|目黒