みっけるビジターセンターヨコハマ、象の鼻テラスで

Posted : 2014.01.10
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美術家の北川貴好さんが師範を務める、町の魅力を再発見する写真ワークショップ「30秒に一回みっける写真道場!!」が横浜に上陸。「みっけるHOME/TOWN/YOKOHAMA 」プロジェクトを名乗り、横浜の5つのエリアで約40名のクリエーターと連続写真を撮影した。大量の写真からなるコマ撮り映像を象の鼻テラスで一挙公開!

01.みっけるHOME_TOWN_YOKOHAMA プロジェクト抜粋イメージ」_s約1,000枚の連続写真からなる、コマ撮り短編映像作品展

これまでに北は青森から、南は鹿児島まで、全国各地でワークショップを開催してきた「30秒に一回みっける写真道場!!」(以下みっける写真道場)。今回彼らが舞台としたのは、“横浜”の街だ。アーティストやクリエーターが活動する横浜、生活のベースとなる「ホーム」としての横浜、観光「都市」としての横浜――。そんな横浜の“まちの魅力”を、クリエーターたちが独自の視点で切り取って短編映像作品にする、ワークショップと展示による一連の活動は「みっけるHOME/TOWN/YOKOHAMA 」プロジェクトと名付けられた。このプロジェクトでは、30秒に一枚、つまりものすごい量の写真を、彼らは街歩きしながら撮影していく。その数は一人あたりなんと1,000枚にものぼるのだとか! まさにクリエーターの“道場”だ。

 

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 今回フォーカスしたのは、泉区上飯田町、中区黄金町、青葉区(AOBA+ART)、港北区大倉山、中区(神奈川県民ホール)の5つのエリア。各地で撮影された膨大な連続写真が、コマ撮り短編映像になって、2014年1月18日~2月2日までの会期中に象の鼻テラスで発表される。40人のクリエーターがいれば、40の視点から見た横浜の「ストーリー」がある。これまでは表面的にしか見えていなかった街を、彼らの視点を通して紡がれた映像作品として体験できるのが、このプロジェクトの面白いところ。展示会場となる象の鼻テラスには、撮影場所となった各エリアの街を模した5つのパビリオンが立ち上がるらしい!? どんな構成になるのか楽しみだ。

みっける写真道場に興味がわいてきたら、まずはウェブサイトにアップされている映像を見てみよう。参加者によって撮影された写真がコマ撮り短編映像作品になった様子が垣間見られ、彼らの活動の魅力が伝わってくる。

この冬、期間限定で象の鼻テラスに出現する「みっけるビジターセンターヨコハマ」に、足を運んでみてはいかがだろう。見過ごしていた日常の中にあった、きらりと光る人や風景との新たな出会いがあなたを待っている。

【イベント情報】
みっけるビジターセンターヨコハマ
http://www.mikkedojo.com/
会期:2014年1月18日(土)~2月2日(日)
開館時間:10:00~18:00(会期中無休・入場無料)            
参加クリエーター:約40名(美術家/写真家/映画監督/ギタリスト/ラッパーなど)
会場:象の鼻テラス
最寄り駅:みなとみらい線 日本大通り駅
お問い合わせ:30秒に一回みっける写真道場!!事務局
Tel:090-8505-3013  E-mail:mikkedojo@gmail.com

ディレクター/師範:北川貴好 
アートコーディネーター:藤川悠 
みっける道場メンバー:奥中章人、新藤君平
パーティーサポート:Jeccica

主催:30秒に一回みっける写真道場!! 
助成:アーツコミッション・ヨコハマ(創造活動支援助成)
協力:象の鼻テラス