イベント詳細

美術 写真・映像

あざみ野フォト・アニュアル2022 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「視る装置 19~20世紀のカメラの変遷」

期間
2022/1/29(Sat) ~ 2022/2/27(Sun)

会場
横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2F全面
エリア
その他
開催時間
 10:00~18:00<br />※会期中無休<br />※最新の開館情報につきましては、こちらを必ずご確認ください。https://artazamino.jp/info3/
料金
入場無料
詳細情報URL
https://artazamino.jp/event/azamino-photo-20220227-collection/
お問い合わせ
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)電話:045-910-5656メール:info@artazamino.jp
横浜市民ギャラリーあざみ野では「あざみ野フォト・アニュアル」と題し、毎年、写真表現の現在を切りとる企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催しています。 今年度のコレクション展は、カメラの歴史をテーマにコレクション約150点をご紹介します。1839年に世界初のカメラ、ジルー・ダゲレオタイプカメラがフランスで発売されてから、光学技術の発展やカメラ製作者たちの様々なアイデアによりカメラは進化し、新たな視覚を切り拓いてきました。初期は木箱にレンズが付いたシンプルな装置だったカメラは、写真の感光材料がダゲレオタイプ、湿板、乾板、フィルムへと進化していくのに並行して、光学計算に基づいたレンズの開発や、厳密な露出時間の調節を可能にする機械式シャッターの採用、被写体の光量を計る露出計の内蔵、撮影までの諸動作の自動化などによって、複雑な機構を持つ精密機械へと発展していきます。カメラの機能の向上は、写真家たちに様々な環境で撮影を行うことを可能にし、機械の眼だからこそ実現できる多彩な表現を生み出しました。一方で、広い視角、被写体の立体感、動きなどを写し取るための特殊な機構を備えたカメラも開発されます。これらのカメラは人々に新たな視覚体験をもたらし、写真の用途や楽しみ方を広げていきました。本展では19-20世紀の各時代の特徴的なカメラや技術を革新したカメラ、同時代の写真、関連資料を通じて、「視る装置」としてのカメラの進化の過程や、写真表現に与えた影響を探ります。[関連イベント]・ワークショップ「カメラ・オブスクラをつくろう」日時|2月5日(土) 13:30-16:00講師|野村浩(美術家)・あざみ野カレッジ「横浜市所蔵カメラ・写真コレクションから見るカメラと写真の歴史」 日時|2月11日(金・祝) 14:00-16:00講師|井口芳夫(日本カメラ博物館学芸員)・コレクション担当学芸員によるギャラリートーク日時|2月6日(日)・20日(日) 14:00-14:45解説|日比谷安希子(担当学芸員)●イベント詳細・お申込方法詳細情報URLをご覧ください。※毎月第4月曜休館日、12月29-翌年1月3日