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チェンバロの魅力Ⅷ Mélanger ~ 混ぜる

期間
2021/3/27(Sat) ~ 2021/3/27(Sat)

会場
神奈川県民ホール 小ホール
エリア
関内・馬車道・日本大通り
開催時間
 14:00
料金
全席指定 一般 2,000円 学生(24歳以下・枚数限定) 1,500円※学生券はチケットかながわのみで取り扱います。※やむを得ない事情により演奏曲、出演者等が変更になる場合があります。
詳細情報URL
https://www.kanagawa-kenminhall.com/detail?id=37017
お問い合わせ
チケットかながわ0570-015-415
きいろとあおを混ぜたらみどりいろになったときの驚きを今でも忘れることができません。それぞれの個性も大事にしながら、混ぜ合わせるとまた新しいものが生まれてくる・・。音楽の世界でもそんな優れた例が(またおそらく失敗例も)たくさんあったようです。バッハやクープランらは、それぞれのやりかたで、当時のイタリア風の音楽とフランス風の音楽を混合させようとしたのだ、といわれていますし、また、オーケストラの書法をチェンバロの音楽のなかに混ぜたことによって、思いもかけない豊かな響きが引き出された、そんな作品も残っています。混ぜることは、異なったものが出会って新しいエネルギーを生み出すことなのでしょう。松岡あさひ氏の組曲、毎回少しずつ楽章をご紹介してきましたが、ついに完結編をお聴きいただきます。どんなすてきなものが混ぜ合わされてくるか楽しみでなりません。コロナで2年ぶりとなった「チェンバロの魅力」シリーズの第8弾は、『mélanger~混ぜる』をテーマにお届けします。海のすぐそばの神奈川県民ホールでチェンバロの響きとともにすてきな土曜の午後をお楽しみいただければ、と思います。                           大塚直哉【出演】大塚直哉(チェンバロ・お話) OTSUKA Naoya, Cembalo&MC【プログラム】J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826Johann Sebastian Bach:Partita Ⅱ c-moll,BWV826F.クープラン:«クラヴサン曲集第2巻»より第8オルドルFrançois Couperin:Pièces de clavecin second livre,8ème ordre松岡あさひ:新作(神奈川県民ホール委嘱作品・初演)MATSUOKA Asahi:new work[Commissioned by Kanagawa Kenmin Hall]ほか【出演者プロフィール】大塚直哉 (チェンバロ・お話)OTSUKA Naoya, Cembalo&MC東京藝術大学楽理科を経て同大学院チェンバロ専攻、アムステルダム・スウェーリンク音楽院チェンバロ科およびオルガン科修了。アンサンブルにおける通奏低音奏者として、またチェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとして活躍するほか、こうした古い時代の鍵盤楽器に初めて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。ソロCD「ルイ・クープラン:クラヴサン曲集」 (ALM RECORDS)のほか録音多数。現在、東京藝術大学音楽学部教授、国立音楽大学非常勤講師。宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場のオルガン事業アドヴァイザーを務める。「アンサンブル コルディエ」音楽監督。日本チェンバロ協会会員。NHK・FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。公式サイトhttp://utremi.na.coocan.jp/