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毎年3月に開催するイベント「ファクトリー」をきっかけに、公募による市民スタッフが参加し、スローレーベルの活動をサポートする「スローレーベルラボ」。メンバーの1人である主婦の山本さんに、スローレーベルへの思いをお聞きしました。
参加のきっかけは、横浜の福祉の力
ファクトリーのスタッフとして参加してみて
最初のお仕事はファクトリーのお手伝いだったという山本さん。どんな感じだったんでしょう?
「ファクトリー」では、「まるイロ」と機織りのコーナーを担当しました。象の鼻テラスで海を見ながら機織りをするのは、とっても素敵な体験でしたね。いらっしゃった方々の作業をサポートするのが市民スタッフの仕事なのですが、教えるというより一緒に作るっていう感じですね。子どもさんから大人まで、中には出張中に立ち寄ったサラリーマンや連日いらっしゃる親子連れなんていう方も。手を動かすことは脳を活性化するのか、皆さんとっても話しやすくなるんですよね。手仕事をしながらいろんな方のお話を聞いたり、私もお話をしたり。手作りのしやすい居心地のいい環境で、たくさんの方と過ごせたのが一番楽しかったですね。

ファクトリーを楽しむ、中途障碍者地域活動センターとつかわかばの皆さん
PHOTO:427FOTO
いろんな人が集まって、笑顔でモノづくりができる場に
アート好き、人間好き、象の鼻テラス好き…いろんな思いで集まっている市民スタッフの皆さん。今後もいろんな方が参加してくださるといいですよね?
私と同じように障碍のある家族がいて、外出がままならなかったり自分の時間が作れない人にとっては、ここにきて過ごすだけで、いいチャンネルができるんじゃないかなと思います。実際に、障碍のある家族をもつお友だちに声をかけて来てもらったりもしたんですが、普段とは違う表情を見せてくれてましたね。
手を動かしてモノを作ることで無心になれて、小さなことにこだわらないようになる。それもひとつの生活の知恵なのかなと思います。学生さんや私のようなモノ作り好きだけの世界にならないで、シニア世代も含めいろんな人がここに集まれるといいですね。

2013年7月に行った子どものためのワークショップ「お魚バッグをつくろう」
「SLOW LABEL LAB」メンバーを募集しています
スローレーベルでは、常時、「SLOW LABEL LAB」メンバーを募集しています。経験、年齢不問。明るく元気で、みんなとモノ作りをすることが好きな方、factory@slowlabel.infoまでご連絡ください! |
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