プレゼントにもぴったり
モダンでかわいい食器シリーズ
美術館のカラーをもイメージづけるミュージアムショップ。横浜美術館のショップは、レトロでハイカラな横浜らしさがただよっている。アート好きなスタッフが選ぶ、ハイセンスなグッズが棚にならんでいるからだろう。テーブルウェアもたくさん置かれ、広い年齢層が購入していくという。そのひとつが、横浜増田窯のブランド「ANTSHOP（アントショップ）」のカップ＆ソーサーだ。
横浜増田窯「ＡＮＴＳＨＯＰ」 江戸ノ文様 フリーカップ＆ナッピー ペアセット（それぞれ木製フォーク付） 3,465円（税込）
19世紀後半、「世界の横浜焼」と称された窯があったことをご存知だろうか？ 開港後、全国の職人が横浜に集まり、世に送りだしてきた横浜焼だが、空襲や震災で幻の焼き物となってしまった。この伝統と精神を受け継ぎながら、現代にあったテーブルウェアをつくろうと、1965年にできたのが横浜増田窯。 懐かしさをもちながらもモダンなデザインで、どんな食卓にもあう。珈琲をいれても、緑茶をいれても邪魔することがなく、種類もさまざまで、もらってもうれしい。
蝶々グラス 3,200円（税込）
企画展からつくられるものもある。横浜生まれの版画家・長谷川潔の展覧会にちなんだオリジナルグラスもそのひとつ。長谷川潔の作品に出てくる蝶やたんぽぽをモチーフにしたさりげないデザインや、昭和のガラスを思わせるちょっとしたゆがみや気泡の入り具合など、デザイナー×ガラス職人による味わいある逸品だ。白ワインを注ぐと、まるで蝶が水面で水を飲んでいるかのように美しく、こちらも人気商品である。
WASARA 567円（税込）～
めずらしいのが、「WASARA（わさら）」という使い捨ての紙食器。竹などの土に還る素材を使っており、環境によいだけでなく、美しいデザインに、しっかりした形で機能性も高い。捨ててしまうのがもったいないくらいだ。ホームパーティーや企業のパーティーなどにもってこいだろう。味気ない紙皿や紙コップより、料理がおいしく、テーブルがおしゃれになること間違いなし。実際、パーティーの準備なのか、大急ぎで大量注文されていく方もいるとか。
ステーショナリーにキャンディーも
デスクをいろどる楽しいグッズ
ほかではなかなか出会えないのが、アーティストやその作品をモチーフにしたステーショナリーやスイーツ。ついついデスクに置きたくなって、いくつも買ってしまう。横浜美術館で見つけたのは、ダリやゴッホの台詞型やパレット型の付箋。スタッフにも人気だそう。ダリ自身やフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の指人形にもなるマグネット、大人がよく買っていくというドットミュゼクレヨンも。さらに、ロダンの『考える人』の消しゴム、絵本『Swimmy』のカードやクリアファイル、下村観山や鳥獣戯画の一筆箋などなど、あの人にこれでなにか書いてあげようとか、これでちょっと笑ってくれるかなぁとか、考えながら選ぶだけで楽しくなる。疲れたアノ人には、ムンクの『叫び』をモチーフにしたスクリームキャンディで、糖分とブラックユーモアを補給してあげよう。
併設する「カフェ小倉山」では、珈琲はもちろん、お酒や軽食も楽しめる
ほかにも、香水やアクセサリー、写真集やアート絵本、展覧会の図録など、あげればキリがない。広いカフェも併設された、横浜美術館のミュージアムショップ。おみやげ探しに満足したら、ゆっくり珈琲でも飲みながらくつろげる。展覧会から生まれるものや定期的なグッズ入れ替えもあり、いつ行っても新しい発見があるので、ちょっと寄り道するのも楽しいはず。ぜひ一度のぞいてみて！
＜Informaiton>
横浜美術館ミュージアムショップ
住所： 横浜市西区みなとみらい3-4-1 横浜美術館内
最寄駅：
①みなとみらい線（東急東横線直通）「みなとみらい駅」3番出口からマークイズみなとみらい〈グランドガレリア〉経由、徒歩3分。または〈マークイズ連絡口〉（10時～）徒歩5分
②JR線、横浜市営地下鉄線「桜木町駅」から【動く歩道】を利用、徒歩10分
営業時間： 11：00～18：00
※展示室休室の日は休業いたします
※臨時営業の場合はお知らせページでご案内いたします
※4月以降、消費税率改正にともない、表示金額が変更になります。詳しくはお問い合わせください
お問い合わせ： 045-221-0320
HP: http://www.yaf.or.jp/yma/shop/100/
オンラインショッピング： http://www.museumshop-yokohama.jp/
