横浜の街をめぐりながら楽しむアートイベント「ミナトノアート2022」開催中!

Posted : 2022.10.14
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昨年から始まり今年で2回目となる横浜発のアートイベント「ミナトノアート2022」が横浜駅、元町・中華街駅、石川町駅周辺エリアを中心に10月14日から開催!  芸術の秋、港町・横浜の風に吹かれながら、アートと街をめぐるイベントを楽しみませんか?この記事ではイベントの内容と、見所をご紹介いたします。

 

34の会場での特別企画展

 横浜にあるアートギャラリーやショップ、百貨店など34の会場では、「ミナトノアート2022」にあわせた様々な企画展を開催しています。

 ATELIER.K ARTSPACEでは、10月15日(土)〜30日(日)の期間に「Seiko Matsushita 展 -Images for the animation – Mother’s Voice-」を開催。エドワード・マイブリッジ Eadweard Muybridgeの「Human andAnimal Locomotion」(1887) に刺激を受けて制作されたアニメーションの、Images としての写真30点が展示されます。

 1010美術では期間中、洋紙と和紙、双方の良いところを一つの作品で共演させる周豪氏の個展「Œuvres sur Papier」(10月1日(土)~15日(土))と水彩画で穏やかな表現をする樋口多衣子さんの個展「GO SA RO–2 Five-way Junction」(10月20日(木)~11月6日(日))を開催。新しい表現かつ普遍的な現代美術作品を鑑賞することができます。

Œuvres sur Papier

GO SA RO–2 Five-way Junction

 

 岩崎博物館(ゲーテ座記念)では、10月5日(水)~10月16日(日)に、抽象、具象、平面、立体とジャンルを問わず制作活動を行っている齋藤眞紀さんによる個展『夢の痕跡』が開かれ、アクリルの抽象の大作とモノタイプの銅版画が展示されます。
 10月19日(水)~10月30日(日)に同会場で開催されるのは、「長谷川桑知子 展」。巡りめぐってその働きが幸せにしているであろう「誰か」に思いを馳せながら、すべての人に敬意を込めて描かれた「仕事」をテーマにした作品展。今春に刊行された絵本「かえるさんの雪だるま」の原画もあわせて展示されます。

齋藤眞紀展『夢の痕跡』

長谷川桑知子 展

 

 中区にある画廊ギャルリーパリでは、10月18日(火)~29日(土)の間、アーティスト・藤井健司さんの「UNPAINTED BOARDERS」が開催。2021年10月にバンクーバー滞在中に描いた10メートルの作品を中心に展示されます。

 その他たくさんの展示やワークショップなど、様々な楽しみ方ができる各参加会場のイベント情報は、下記WEBサイトよりご確認ください。

ミナトノアート2022

 

ミナトノARアートフェスティバル

 アジア最大規模のソーシャルARアートフェスティバル!スマホをかざすと街なかに突如あらわれるインタラクティブなAR(拡張現実)の巨大アートを見る事ができます。世界でも活躍する国内のARアーティストに加え、海外の著名なアーティストも多数参加!
 JR 横浜タワー アトリウムの吹き抜けの大きな空間には、鉄道をモチーフにしたARアートが出現し、鉄道開業150年をお祝い!世界で活躍するARアーティストkenxxxoooさんのダイナミックな作品をお楽しみください。横浜西口の幸川では、川面に世界のトップ20のARビルダーであるcybernerdbabyさんの作品を出現し、幻想的な鑑賞体験をすることができます。
全部で11の作品を同時期に展示することは、世界的にもまれなこと。お見逃しのないように!

Photo:安食真

日時:10月31日(月)まで
会場:JR横浜タワー アトリウム、横浜元町ショッピングストリート、横浜髙島屋、横浜モアーズ、ジョイナス、シァル横浜、ニュウマン横浜、横浜ビブレ、他、横浜西口周辺)
詳細:https://minatonoart.jp/program/arartfestival/

 

ミナトノアーティストフェア

 独自の感性で作品を生み出している、横浜ゆかりの作家を紹介するアーティストフェア。横浜髙島屋とそごう横浜店で、計11名の作家が出展します。展示される絵画や写真などの作品は気軽に飾れるサイズのものが多く、その場で購入できます。
 この機会に、ぜひお気に入りの作品を探してみてください。
詳細:https://minatonoart.jp/program/artistfair/


【横浜髙島屋】
日時:10月12日(水)~18日(火)
午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)
場所:横浜髙島屋 7階 インテリアスタジオ
出展作家: 猪本大介山本千尋Liu Ling
※ご入店時はマスクの着用・手指の消毒をお願いいたします。
※都合により営業時間・催し内容が変更になる場合がございます。また、商品の販売中止、販売期間が変更になる場合がございます。
※混雑時は、入店制限・店舗施設のご利用制限をお願いする場合がございます。


【そごう横浜店】
[前半]10月18日(火)~24日(月)
出展作家: KIM ISEOLKYAN-DOG葉栗翠吉永蛍
[後半]10月25日(火)~31日(月)
出展作家: 襟草丁珈琲鳥子下濵美久Rafael Lima Itoh
場所:そごう横浜店 6階 インテリア雑貨売場 特設会場(美術館通り)
午前10時~午後8時(いずれも最終日は午後7時まで)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休業や時間を変更して営業する場合がございます。また、各種催しやサービスの中止や延期、商品の入荷遅延や販売中止、価格変更が発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳細:https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/topics/page/event-minatonoartistfair.html


 

ミナトノファクトリー

 作家のアトリエに迷い込んだかのような感覚を楽しめる体験型イベント。4つのブースを巡りながら作家と交流し、作品購入やワークショップを楽しめます。
「FACTORYブース」では、靴下アートの作家さんやステンドグラスの作家さんなど、23名が出展し、多様なアトリエを体験可能。
「WORKSHOPブース」ではキャンドルづくりや金継ぎ、レザークラフトなど、凝った体験のできるワークショップがそろっています。
「MARCHEブース」では、ヴィンテージ服やエシカルアクセサリーの店舗が出店し、ぜひお気に入りの一点をみつけてください。
「PERFORMANCEブース」では茶の湯と箏のコラボレーションパフォーマンスを開催。大人から子どもまで幅広い世代の方々にご参加いただけます。

日時:10月15日(土)~16日(日)
会場:JR横浜タワー アトリウム2F、3F、4F
詳細:https://minatonoart.jp/program/factory/

 

ミナトノ芸術交差展

 障害者スポーツ文化センター横浜ラポールが主催している作品展に出展している障害者アーティストとプロのアーティストとの合同展示。今回はじめて横浜駅を舞台に、障害の有無や年齢、性別、ジャンル等の枠組みを超え、これまでにない共生社会や多様性を表す新たな作品展を開催します。

日時:10月24日(月)~31日(月)
会場:JR横浜タワー アトリウム2F
詳細:https://minatonoart.jp/program/kousaten/

 

ミナトノテラス

 ミナトノアートに関わる作家をピックアップした展示、ライブペインティング、ARワークショップ、 更に10/29はDJやLIVEパフォーマンス、ダンス、、映像の複合イベントも開催!
 ミナトノアートの交流の場でもあり、そのネットワークが生み出す横浜の“今”の面白さを多くの方に感じていただける場でもあります。

日時:10月25日(火)~31日(月)
ライブパフォーマンス 10月29日(土)19:00~
会場:象の鼻テラス

詳細:https://minatonoart.jp/program/terrace/

 

ミナトノアートトークショー

 ミナトノアートの活動を知ってもらうこと、横浜で活動する⼈々を紹介することを⽬的に、多くの⼈々が往来するJR横浜タワーにてトークショーを⾏います。
 ミナトノアート各主催プログラムのプロデューサーをはじめ、広報連携プログラムの「関内外OPEN!」の紹介や、「医療×アート-医療現場の違和感をアートにすると起こること-」をテーマとしたトークもあり、アートをより身近に感じられる時間になりそうです。

トークショー内容
1. ミナトノアート 2022って何?
⽥⼝ ⻯太郎(Gallery+Sushi あまね店主、ミナトノアート2022 実⾏委員会委員⻑)
2. ミナトノARアートフェステイバルの紹介
⽥⼝ ⻯太郎(ミナトノARアートフェスティバル プロデューサー)、kenxxxooo(ARアーティスト、ARアドバイザー、横浜⻄⼝ARアートフェスティバル アーティストキュレーター)
3. ミナトノアーティストフェアの紹介
⼤野 愛(ミナトノアーティストフェア プロデューサー、油彩画家、ミナトノアート 2022 実⾏副委員⻑) Kim Iseol(写真家)、Rafael Lima Itoh(画家)
4. ミナトノ芸術交差展の紹介
和⽥ 剛(障害者スポーツ⽂化センター ラポール上⼤岡管理・⽂化事業課) 佐藤 航(ミナトノ芸術交差展 プロデューサー、ガーデングローブ合同会社代表社員)
5. 関内外 OPEN!の紹介
安⾷ 真(studio nibroll 所属クリエイティブディレクター/デザイナー、関内外 OPEN!幹事)
6. 医療×アート-医療現場の違和感をアートにすると起こること-
横⼭ 太郎(医療法⼈社団晃徳会 横⼭医院在宅・緩和クリニック院⻑) ⻑縄 拓哉(デジタルハリウッド⼤学⼤学院/⻭科医師/医学博⼠/現代美術作家)

日時:10月22日(土) 14:00~15:45
会場:JR 横浜タワー アトリウム2階
詳細:https://minatonoart.jp/#talk-show

*新型コロナウイルス感染症の影響によりイベントの一部が中止になる場合がございます。


【INFORMATION】

ミナトノアート2022
開催期間:2022年10月14日(金)~31日(月) 
*プログラム開催期間は会場によって異なりますので、ホームページ等でご確認ください。
会場:横浜駅、元町・中華街駅、石川町駅周辺等のエリア
ホームページ:https://minatonoart.jp
Instagram:https://www.instagram.com/minatonoart/

主催:ミナトノアート2022実行委員会 共催:横浜市文化観光局 
助成:神奈川県マグカル展開促進補助金
協力:AlphaTheta株式会社、シァル横浜、ジョイナス、象の鼻テラス、そごう横浜店、
株式会社泰有社、ニュウマン横浜、Facebook Japan株式会社、横浜高速鉄道株式会社、YOKOHAMA Station City運営協議会、横浜髙島屋、一般社団法人横浜西口エリアマネジメント、横浜ビブレ、横浜モアーズ、横浜元町ショッピングストリート(五十音順)