イベント詳細

文芸

テーマ展示「大佛次郎と木村荘八 ―作家と画家、そして猫」

期間
2023/12/16(Sat) ~ 2024/4/14(Sun)

会場
大佛次郎記念館 2階ギャラリー
エリア
元町・中華街・山手
開催時間
 4月〜9月 10時〜17時30分(最終入館17時00分)<br />10月〜3月 10時〜17時00分(最終入館16時30分)
料金
高校生以上200円 中学生以下無料
詳細情報URL
http://osaragi.yafjp.org/info/8265/
お問い合わせ
大佛次郎記念館 045-622-5002
洋画家・木村荘八(きむら・しょうはち、1893-1958)は、大佛次郎の小説に多くの挿絵を寄せました。二人は『霧笛』や『幻燈』など、 幕末~明治初期の開化期横浜・東京を舞台とした作品で何度もコンビを組みました。 作品数は20以上。 木村は大佛との関係について 「楽しく仕事し二人ともだんだんトシをとりました」 と語っており、大佛も 「『霧笛』が多少なり成功したのは、木村さんの鍛えこんだ芸に引立てられたせいである。小説が進む間に、私は何とも楽しくなった。」 とエッセイに書いています。 それぞれが「楽しく」仕事をこなし、互いに作品を高め合う存在だったことが分かります。 展示では、当館が所蔵する木村荘八の挿絵のほか、 木村の形見として遺族から大佛に贈られた「猫のおもちゃ絵」など、 「無類のネコ好き」同士でもあった二人の交流を紹介します。