第10回 かなぶん連句会「太郎冠者の巻」
- 期間
- 2024/1/14(Sun) ~ 2024/1/14(Sun)
- 会場
- 県立神奈川近代文学館展示館2階ホール
- エリア
- 元町・中華街・山手
- 開催時間
- 13:30開始(13:00開場)<br />*16:30頃終了予定
- 料金
- 無料
- 詳細情報URL
- https://www.kanabun.or.jp/event/19041/
- お問い合わせ
- 神奈川文学振興会 045-622-6666
- 選者:小島ゆかり(歌人)、辻原登(作家)、長谷川櫂(俳人)歌仙であそぼう!連句会では、参加者が五・七・五の長句と七・七の短句を互い違いに組み合わせて詠み、ひとつの作品世界を完成させます。選句をめぐる選者のお話しもお楽しみください!初心者や観覧のみの方も歓迎します。【内容】第六句に続けて、当日会場に集まった参加者が七句目以降を詠み、半歌仙(十八句)の連句を完成させます。太郎冠者の巻発句 初春や君が得意の太郎冠者 櫂(春) 脇 雪解のしづくたらりたらあり ゆかり(春)第三 上方に春風を売る噺家ゐて 登(春) *作者注 噺家=桂枝雀。枝雀の創作落語「春風屋」は傑作です。 四 何もないから何もかもある 櫂(雑) 五 三日月を喰はんと屋根にのぼる猫 ゆかり(秋・月) 六 ジャッカルの日フランスは秋 登(秋)ご参加の皆様へ 六句の解説と七句目へ向けて 辻原登 ジャッカルは先ず、ネコ属ではなく、イヌ属の動物、狼に似る。語源はサンスクリットという。これだけでもゾクゾク。『ジャッカルの日』はご存知フォーサイスのベストセラー小説、ド・ゴールを狙うプロの刺客ジャッカル。そして、ラグビーワールドカップ・フランス大会、キャプテン姫野の得意技〝ジャッカル〟。ボールはさしずめ「十日余りの月」か。時は秋。秋の日のヴィオロンの……、さあ、ため息ばかりついてないで七句目を!主催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会後援:月刊『望星』