企画展「『おまけ』と『ふろく』展 子どもの夢の小宇宙」
- 期間
- 2023/7/29(Sat) ~ 2023/9/24(Sun)
- 会場
- 県立神奈川近代文学館第2展示室
- エリア
- 元町・中華街・山手
- 開催時間
- 休館日:月曜日(9月18日は開館)<br />開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
- 料金
- 一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料*( )内は20名以上の団体料金※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者手帳、戦傷病者手帳の交付を受けている方は、手帳もしくは、ミライロID の提示で無料(詳しくはお問い合わせください)にてご入場いただけます。事前の申請等は必要ありません。手帳の所持者及びその介助者(※2)の方は観覧料が無料となります。 ※2原則として手帳の所持者の介助者1名まで。ただし、手帳の所持者1名に対して2名以上介助者が必要な場合は事前にご相談ください。
- 詳細情報URL
- https://www.kanabun.or.jp/exhibition/18462/
- お問い合わせ
- 神奈川文学振興会045-622-6666
- お菓子のおまけと雑誌のふろくは、子どもにとって身近でささやかな宝物です。グリコ(1922年
〈大正11〉発売)のおもちゃは現在まで続く代表的なお菓子のおまけとなりました。一方、明治の半ばに創刊した幼年雑誌には紙の組立おもちゃが付き、ふろくと呼ばれるようになります。おまけとふろくには流行がいち早く取り込まれ、少年少女の夢と憧れをかきたてました。昭和の初め、「少年倶楽部」の大型組立ふろくと中原淳一の手がけた優美で繊細な「少女の友」のふろくが支持されますが、戦時下の統制でおまけもふろくも姿を消します。戦後は野球カードや「カバヤ文庫」、仮面ライダーカードなどのおまけ、別冊の漫画や探偵グッズなどのふろくが登場。その後も子どもの心を捉えるユニークな仕掛けや人気キャラクターを配したおまけとふろくが生まれています。本展ではおまけとふろくを通して、少年少女を取り巻く世相の変遷をたどります。