イベント詳細

歴史・文化 美術 文芸

無料特別講演会 「中国水墨画の奥義――気韻生動とはなにか?」

期間
2022/10/13(Thu) ~ 2022/10/13(Thu)

会場
神奈川区民文化センター かなっくホール
エリア
その他
開催時間
 9:30~11:30<br />9:15より入場
料金
入場無料席自由
詳細情報URL
http://topart.main.jp/exhi2011.html
お問い合わせ
日中水墨協会携帯 080-5017-9518メール ncs.culture@gmail.com電話 045-664-3789
水墨画における優劣判断の基準に「気韻生動」という言葉がある。日本と中国は解釈の違いもあるが、生命力また精神性で解釈されるのが一般的である。しかし、それだけでは絵は判断できない。古い絵画論を考察してみると、実は「気韻生動」には「無形」と「非形似」など限定された表現手法が要求される。「無形」とは対象と関係ない墨色の形態のことであって、「非形似」は絵画の描写方法と鑑賞の方向性を規定する。水墨画の画面に形を越える「象(しょう)」があって「象」を形成させるものは「気」である。講演は「気韻」の本来の意味を分析し、認知心理学の観点から分析を試みたものである。講師:満柏水墨画家、アーティスト、漫画家、写真家、デザイナー、美学芸術論研究家。日中水墨協会会長、日本華人美術家協会常務理事、副事務局長、東京工芸大学芸術学部非常勤講師、文教大学非常勤講師。