近松心中物語
- 期間
- 2021/9/4(Sat) ~ 2021/9/20(Mon)
- 会場
- KAAT神奈川芸術劇場 ホール
- エリア
- 元町・中華街・山手
- 開催時間
- 9.4(土) 15:00<br />9.5(日) 14:00<br />9.8(水) 14:00<br />9.9(木) 18:30<br />9.10(金) 14:00<br />9.11(土) 13:00/18:00<br />9.12(日) 13:00<br />9.15(水) 14:00<br />9.16(木) 18:30<br />9.17(金) 14:00<br />9.18(土) 13:00/18:00<br />9.19(日) 13:00<br />9.20(月) 13:00<br />開場は開演の45分前
- 料金
- 全席指定 (税込)S席:9,500円A席:6,000円 U24チケット(24歳以下):4,750円 高校生以下割引:1,000円 シルバー割引(満65歳以上):9,000円 ※未就学児は入場不可。
- 詳細情報URL
- https://www.kaat.jp/d/chikamatsu
- お問い合わせ
- チケットかながわ0570-015-415(受付時間 10:00~18:00)
- 2021年4月よりKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任した長塚圭史が2021年メインシーズンの幕開けに選んだのは「近松心中物語」。戦後を代表する劇作家・秋元松代の代表作である本作は、近松門左衛門の「冥土の飛脚」をベースに他作品の要素を加え、近松作品の魅力をふんだんに盛り込んだシンプルで力強い言葉と、故・蜷川幸雄氏の劇的な演出により、観客からの圧倒的支持を得て1000回を超えて上演され、演劇界の金字塔と称されました。飛脚宿亀屋養子・忠兵衛と見世女郎・梅川。古物商傘屋若旦那・与兵衛と箱入り娘・お亀。元禄時代、境遇の違う二つの恋の情景を、華やかな演出で描いたことで人気を博した本作ですが、長塚は、格差を問われる現在に驚くほど重なる、普遍的な戯曲と捉え、俳優とともに台詞の魅力を紐解きながら新たな「近松心中物語」を創り上げます。コロナ禍を経て、新たな格差、価値観の相違が拡大し続ける現在。戯曲に描かれた、心中に追い詰められる生と貧富の普遍を見つめ直し、この作品が2021年の我々自身ととりまく社会を問う道標となることを目指します。