イベント詳細

美術 文芸

テーマ展示「パリ燃ゆ―名もなき者たちの声」

期間
2021/9/11(Sat) ~ 2021/12/25(Sat)

会場
大佛次郎記念館
エリア
元町・中華街・山手
開催時間
 9月  10:00~17:30(最終入館17:00)<br />10月~12月 10:00~17:00(最終入館16:30)
料金
【観覧料】一般/200円中学生以下/無料20名以上の団体は150円*横浜市内在住の65歳以上の方は無料。*障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。*毎月23日(市民の読書の日)と第2、第4土曜日は高校生無料。
詳細情報URL
http://osaragi.yafjp.org/info/6270/
お問い合わせ
大佛次郎記念館〒231-0862 横浜市中区山手町113TEL:045-622-5002 / FAX:045-622-5071Email: osaragi@yaf.or.jp
本年はパリ・コミューン成立から150年目の節目の年。パリ・コミューンを舞台に描いた大佛次郎の『パリ燃ゆ』は、コミューンに参加した無名の人々を主役とし、大佛が“事実”と確認できることがらを「煉瓦のように積み上げた」作品です。執筆にあたり大佛はパリを訪れ、コミューン当時、バリケードが築かれた街路を歩き、古書店で多くの資料を集めました。今回の展示では市民たちの生活に焦点を合わせ、大佛次郎が収集した資料に加え、その後記念館が集めたコレクションから、カリカチュアなどの版画やポスターをはじめとする資料約60点をピックアップし、当時の市民がおかれた状況や思いを探ります。当時の社会的評価ではなく、“事実”にこだわった『パリ燃ゆ』の文章と、150年前の様子を今に伝える鮮やかな資料から、パリを生きた、名もなき民衆の声を浮かび上がらせます。【関連イベント①】カリカチュア・コレクション 大画面で一挙公開当館の2,600点のカリカチュア・コレクション(風刺画等を含む版画類)の中から、選りすぐりの1,000点以上を画像公開します。カリカチュアは、フランスの政治文化の一部であり、メディア芸術の源流にも位置するものです。1870年7月の普仏戦争から、翌年のパリ・コミューン期にかけて、パリでは絵入り雑誌や新聞など多くの出版物が発行され、一大情報戦が繰り広げられていました。大画面で色鮮やかな、デジタルサイネージの画像はどれを取ってもお楽しみいただけること請け合いです。【関連イベント②】大佛次郎旧蔵レコード音源の再生大佛次郎旧蔵レコードからおなじみのJ.Bクレマン作詞“さくらんぼの実る頃 Le Temps des cerises”や、E.ポティエ作詞 “インターナショナル L’Internationale”など、パリ・コミューンに関連した楽曲をデジタル音源化。展覧会会場でお聞きいただけます。【関連イベント③】ピコンリキュールのごほうびサバラン [10月発売]大佛次郎が好んで飲んだピコンリキュールを使った期間&数量限定販売のスイーツ。オレンジの香りが爽やかなピコンリキュール・シロップがふんだんに浸みこんだブリオッシュ生地と、カスタードとホイップの2種類のクリームが、絶妙の味わいを醸し出します。販売価格 324円(消費税込み) ポンパドウル元町本店限定販売