街を歩く!

Posted : 2013.09.05
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黄金町バザールとは?アートを見る!体験する! | 街を歩く! | 食べる&買う!

黄金町バザール2013

知って楽しいまちあるきの見どころはココ!

「黄金町バザール」の楽しみは新作アート展示のみにあらず!
街には、こんなにたくさんの見どころがあります。

黄金町エリアマネジメントセンター 事務局長 山野真悟さん◆楽しみ方のコツ◆
変わりつつある街の雰囲気も楽しんで
「黄金町バザール」は、いわゆる「違法飲食店」と呼ばれる風俗店が軒を連ねる、特殊な歴史を持つこの街の再生の一端も担っています。川沿いの違法飲食店の建物はカフェやアトリエなどに姿を変え、高架下にはさまざまな建築家による現代建築が軒を連ねています。変わりつつある街の風景もぜひたのしんでください。(山野さん)

■大岡川とともにある街の風景
日ノ出町駅から黄金町駅にむかって、まちに寄り添うようにたゆたう大岡川はこの街のシンボル。この街の文化は、この川とともに育まれてきたといっても過言ではありません。
かつては木材などをドックへ運ぶ運河としての役割を担っていた大岡川は、いまでは週末にもなれば、Eボートやカヌー、スタンドアップパドルなどの活動場所に。

大岡川とともにあるまちの風景

歴史的な文化の足跡■歴史的な文化の足跡
毎年秋に、「黄金町バザール」が開催されるこのまちも、実は古くから文化に縁のあるまち。例えば、「瞼の母」「一本刀土俵入り」など大衆文学で知られる長谷川伸の出身地として、大岡川沿いに記念碑が立てられ、1883年に創業し、日ノ出町駅からほど近くの川沿いに工場のあった「西川楽器」は日本におけるピアノ・オルガン製造の事始め。ほかにも吉川英治や大佛次郎の生まれの地でもあるこの街を歩けば、脈々と受け継がれる文化の薫りが感じられるかも。

野毛山からこんこんと湧き出る日ノ出湧水■野毛山からこんこんと湧き出る日ノ出湧水
日ノ出町から黄金町に、大岡川沿いを歩いていると現れる「日ノ出湧水」。この湧水は歴史的に由緒あるもので、野毛山が水源と考えられ、古くから地域の生活用水として広く利用されてきました。近年では、清浄な水質が保てないため、飲むことはできませんが、夏には打ち水などに利用され、地域に親しまれています。

■街にちらばるアート作品たち!
京急高架下フェンス、建物の壁面、夜になれば裏道や広場など数々のアート作品に遭遇するこの街。今年で6回目を迎えるアートフェスティバル「黄金町バザール」での展示作品の一部が、いまでも街に点在しています。日常的な街の風景に馴染んだ作品を辿れば、普段の風景が違って見えるかもしれません。

まちにちらばるアート作品たち!

■アートで防犯。街を安全に!日没後に現れる作品たち
かつて、元違法飲食店が立ち並んでいた街を現在「アート」のちからで安心・安全なまちづくりに取組んでいる黄金町。
暗い夜道をすこしでも明るくしようと、日没後にはいくつかの映像作品が現れます。

アートで防犯。まちを安全に!日没後に現れる作品たち