「WITHOUT THOUGHT」から生まれるデザイン
世界のプロダクトデザインの21世紀スタンダードをつくった深澤直人さんは、2000年から「WITHOUT THOUGHT」というコンセプトのワークショップを開いている。分野の異なる企業の第一線で活躍する若手デザイナーたちが毎年、大勢参加する。
「WITHOUT THOUGHT」は深澤さんの哲学で、「考えずに」あるいは「思わず……」という意味。「人間はあえて考えずとも、自然に身の回りの環境や状況に対応して行為、行動している。企業の若手デザイナーと、環境と身体が『考えず』に調和しようとするときに発生する要素を抽出し、それをもとに デザインの具体化を試みることを目指している」と深澤さんは語る。
ワークショップ参加者たちは、相互に触発し合い、創造性を高めながら、3日間の集中したワークショップ、数ヶ月にわたるデザインレビューを経て、作品を制作し、その成果をこの展覧会で発表する。
13回目となる今年のテーマは「Feel Food」。
「考えずに」、「食を感じて」、どんなデザインが誕生したのだろうか。
昨年の「WITHOUT THOUGHT 」展会場風景
【WITHOUT THOUGHT Vol.13 Feel Food】
会期 : 2013年11月１日(金)～2013年11月24日(日)
時間：11：00～19：00 ※11月11日(月)は休館
入場料：無料
会場 : ヨコハマ創造都市センター（YCC）
お問い合わせ：DMN事務局 tel 03-5778-7235
http://www.dmn-online.net/
