老舗ジャズ喫茶に鳴り響く
最高級オーディオのサウンド

Posted : 2014.03.28
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世界に誇る国産ハイエンドオーディオブランド、アキュフェーズ。家庭用の一番リーズナブルなアンプで20万円台から、最高級品になると100万円を超える製品もある。1972年創業、日本の高度経済成長期のモノづくりとともに歩んできたアキュフェーズサウンドの魅力にせまります。

オーディオメーカー「アキュフェーズ(Accuphase)」は横浜市に本社を置く音響機器メーカー。1972年にトリオ(現 ケンウッド)の創業者・春日二郎氏らが設立。高級オーディオ用アンプの製造を主軸とし、高音質再生のオーディオ製品において強いブランド力を持つ。
質の追求に徹するため、生産ラインにベルトコンベアを用いず、全ての製品は小型の台車に乗せられた状態で各製造部門を回り、半導体や駆動装置などの中核部品からパネルのメッキ、音量調節のつまみに至るまで、徹底して国内メーカーから調達するこだわりよう。

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そもそもアンプとは、CDプレーヤーなどから送られるオーディオ信号を、スピーカーから鳴らすのに十分な大きさまで増幅するのが役割。よりよい音作りのための「楽器の一部」とも言えるだろう。
アキュフェーズが長年培ってきた技術は、回路構成、部品の選定、筐体(きょうたい)のレイアウトなどに表れる。さまざまな要素で工夫を凝らした製品の開発により、アンプの音はより忠実に演奏を再生することが可能になり、まるでコンサートホールで聴いているような感動を味わえるのだ。

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桜木町駅から徒歩5分の場所にある野毛界隈には、多くのジャズ喫茶やジャズライブハウスが点在する。
1956年の創業以来、アキュフェーズのパワーアンプを使い、古き良き伝統を守り続けている老舗ジャズ喫茶「ダウンビート」。
ここでは家庭ではなかなか揃えることのできない、高価なオーディオシステムによる大迫力のサウンドに触れることができる。

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左手にテーブル席、右手にバーカウンター席。

気さくなマスターと、居心地の良い落ち着いた雰囲気の店内。一度知ってしまえば、なかなかその場から抜け出せなくなりそうだ。
横浜を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみて欲しい。

 

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《企業・店舗情報》

アキュフェーズ株式会社
横浜市青葉区新石川2-14-10 
TEL:045-901-2771

ダウンビート
横浜市中区花咲町1-43宮本ビル2F 
TEL:045-241-6167
定休日:日曜日(Open:4:00PM Close:11:30PM)