舞踏家・室伏鴻がおくる6日間の饗宴、赤レンガで

Posted : 2013.11.08
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振付家・舞踏家の室伏鴻がプロデュースした6日間連続プログラム『<外>の千夜一夜』。ダンスに音楽、映画など多ジャンルにわたる“実験創作”の上演・上映から、豪華・講師陣を招いた「セッション・トーク」まで多彩なプログラムが、11月19日(火)~24日(日)赤レンガ倉庫を舞台に繰り広げられる!

暗黒舞踏の創始者・土方巽に師事し、舞踏集団「大駱駝艦」の立ち上げに参加した、日本を代表する舞踏家の室伏鴻。「強力で、盛りだくさんのプログラムを自信をもってお送りする」と自らが語る、大規模イベント『<外>の千夜一夜』の出演者は総勢30名にも及ぶ。日本の若手から中堅・ベテランのダンサー、アーティスト、ミュージシャン、著名な批評家が名を連ね、海外からはコロンビアのボゴタ、フランスのパリからダンサーが参加。

連日連夜のパフォーマンスには、室伏自身が出演するプログラムも目白押しだ。新作ソロ『リトルネロ-外の人、他のもの』(23日17時30分開演)をはじめ、音楽家・大谷能生とのライブセッション(21日19時30分開演)、そして寺山修司や三島由紀夫らと同時代に日本演劇界で活躍した芥正彦を迎える『アルトー二人』(22日20時20分開演)。

6日間のうち4日間プログラムされている『Free Session』には、7月の「ダンスクロス」(横浜赤レンガ倉庫)での出演も記憶に新しい岩渕貞太と関かおりら、若手ダンサーも参加。6セッションがプログラムされたトークは、「宇野邦一の一夜『リトルネロと外の身体』」(24日15時15分開演)や、「鴻英良&鵜飼哲の一夜『棄民 国民 そして 忘却』」など、この機会ならではのテーマ設定が魅力だ。「ヒロシマ・モナムール」「石の讃美歌」などの映画上映も見逃せない。

赤レンガ倉庫で “実験創作”の饗宴にひたる6日間。どんな歴史的な瞬間を目撃できるか楽しみだ。ダンス、音楽、映画、トークとそのジャンルもさまざまに開かれている。興味の赴くままに、赤レンガ倉庫へ足を運んでみよう。

 

【イベント情報】
室伏鴻プロデュースによる「〈外〉の千夜一夜」
会期:2013年11月19日(火)〜24日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫 1 号館3階
http://www.outside-1001.org/
料金:
[公演]前売 2,500円 / 当日 3,000円
[映像+トーク]前売、当日共通 800円 [映画]前売、当日共通 800円
[ライブ]前売、当日共通 1,500円
ほか通し券あり
チケット情報・ご予約はwebサイトから 
http://www.outside-1001.org/tickets

企画制作:Ko&Edge Co. / k-kunst
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館 (公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助成:公益財団法人セゾン文化財団、先駆的芸術活動支援助成(アーツコミッション・ヨコハマ)
協力:在日本コロンビア共和国大使館、東京セルバンテス文化センター、STスポット横浜、吾妻橋ダンスクロッシング、鳥の劇場、(有)エス・アイ・ジー、山形国際ドキュメンタリー映画祭、テルプシコール、慶応義塾大学アート・センター(土方巽アーカイヴ)、Manusdea Antropolia Escenica、川口隆夫
問い合わせ:045-211-1515 / 横浜赤レンガ倉庫1号館(10:00~18:00)
080-5538-6407 / k_kunst_watanabe@yahoo.co.jp(渡辺)